みなさんこんにちわ。
あおくま加湿器も里帰りが嫌なのか元気に動いていますが、たまにはヒュプノのお話。
タイトル通りなのですが、スピリチュアル系の方や、心理学的な勉強をされたという方から連続で同じことを聞かれたので一応お題にしてみました。
それは何かと言う事ですが、
『どうしてヒプノではなくヒュプノなのですか?』と言われました。
実際の所、ヒュプノでもヒプノでも知名度が低そうなのでどちらでも良いのですが、知っている人ほどなぜ?だったみたいです。
確かに、ネットで検索してみると、ヒプノセラピーのほうが圧倒的に多い気がします。
実際、私の資料にも『ヒプノ』と書いてあります。
ですが、、、、もともと、ヒプノ(ヒュプノ)はギリシャ神話の神様の名前から由来しています。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、眠りの神様のヒュプノス(Hypnos)が元ネタみたいです。(もちろんヒプノスと書くこともありますが今度はこちらが少数だと思います。)
催眠状態が眠っているかのよう(もちろん眠っていません)なので、18世紀の英国のジェイムス・ブレイド医師がギリシャ語から名前を付けた様子。
もしかすると、この名前の由来すらヒプノセラピーの誤解を招く原因に(眠っている間になにかやらされるのではないか、みたいな感じです)なったのかもしれませんが、しょうがありません。
これは、東洋医学を勉強した人ならわかると思いますが、五臓(肝・心・脾・肺・腎)と西洋医学の肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓が名前から同じ物と勘違いされやすいのと似ているような気がします。(これも最近患者様に聞かれたのでまた後日書こうと思います。)
ギリシャ語が元ネタですから、カタカナにしたら“ュ”があるなしは個人の自由なので、どちらが正しいと言う事はないのですが、私はギリシャ神話のイメージが強かったため、自然と“ヒュプノ”という言葉をつかっていますが、ギリシャ神話の知名度が低いせいか、セラピーから入る方が多いため“ヒプノ”が優位になるみたいです。
30代後半から40代位の男性なら『聖闘士星矢』という漫画をご存じだと思いますが、ヒュプノスとタナトス(死の神)が双子という設定で出てきます。
実際は他にも兄弟がいます。オネイロスという夢の神様もいるのですが、漫画には当然双子の設定ですから、出てくるどころか、触れられもしません。ネットで検索すれば、その他の兄弟も確認できると思いますが、それは、ここではおいておきましょう。
結局の所、ギリシャ神話自体が好きなのもあるのですが、私のイメージはたぶん『コレ』です。
まあ、実際はどちらでもいいと思いますが、これだけネット社会になると、検索を考えたらヒプノのほうがよかったのかもしれません。でも、私が言いにくいのでしばらくこれでいこうと思います。
もし、そのうち名前が変わったら、『ああ~、そうしたのね。』って思っていただけると助かります。
では、ネタがわかった所で、つづきは『ギリシャ神話編』で熱く語ろうと思います。
(無いですよw)
おわり
あおくま堂 垂水
オリジナルHP http://aokumadou.com/